説明
狩猟と革製品
オリスとチェルボボランテのコラボレーションの始まりは、3種類のビッグクラウンポインターデイトです。アルプスの自然からインスパイアされた色のグラデーションを施したダイアルに、サステナブルな鹿革のストラップをセットしました。同じ鹿革で作ったポーチとカードケースが付属します。限定モデルではありません。
Cervo Volante
2017年、バイオテクノロジーのエンジニアとしてビジネス経験を積んだカドリ・ブンダー・フォンタナと、自然保護と野生生物管理を専門とする生物学者のコニー・ティエル‐エジェンターの二人がチェルボボランテを立ち上げたのです。二人は廃棄されていた鹿の革を有効利用して美しくて丈夫な靴や小物をつくろうと思い立ったのです。その事業はすぐに発展しました。オリスの「より良い変革をもたらす」ための取り組みについて知った二人は、昨年サステナブルな鹿革を使ったコラボレーションを提案し、オリスはそれを歓迎しました。
チェルボボランテの環境にやさしい手作りの製品とその理念をオリスは高く評価します。製品の美しさだけでなく、大量生産にはない物語に心を動かされました。
例えば、一般的には製品化されない小さな傷がある革も捨てずに使います。自然のままに生きてきた鹿の革なので、人工的に飼育する場合に使う薬品などは使われていません。そして、そのままでは焼却処分されてしまう素材を有効利用しているのです。チェルボボランテは、スイスに僅か2つだけ残っていた鞣し工場と契約しました。いずれの工場も植物由来のタンニンだけを使っています。